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【卒業生インタビュー】卒業から10年-「10年越しの答辞」を終えて

2021.12.15

2011年3月 人間社会学部文化学科卒業 島村優花さん

【卒業生インタビュー】卒業から10年-「10年越しの答辞」を終えて

2011年3月 人間社会学部文化学科卒業 島村優花さん

東日本大震災発生から10年の節目を迎えた今年、第40回ホームカミングデー(2021年11月6日開催)では、震災の影響により2011年3月に中止となった日本女子大学卒業式及び大学院修了式に代わり、「2011年3月卒業生を祝う会」をあわせて開催しました。当日は、2011年3月卒業生の島村優花さんが臨席し、「10年越しの答辞」を述べました。

島村優花さんにお話しをうかがいました。

——2011年3月、大変な時期に大学を卒業し、社会人としてのスタートを切ることとなりましたが、当時はどのような思いでしたか?

卒業式が中止になってしまったことはとても残念でしたが、大学生活の4年間をやりきったという思いで、前向きな気持ちで新しい社会人生活のスタートを迎えることができました。
卒業式の代わりに、自主的に学科の皆で集まったことも大きかったかもしれません。友人や先生方とのお別れに寂しさは抱きつつも、「社会人生活」という新しい人生のステージを前にして、ワクワクしていたのを覚えています。

——卒業してからの10年間について教えてください。

10年間、システムエンジニアとして仕事を続けてきました。新卒で入社した会社で約5年、転職先の会社で約5年。2021年5月に独立をし、フリーランスのシステムエンジニアとして新しくスタートを切りました。
この10年間、仕事を続けるなかで常に考えていたことは、「自分がシステムエンジニアだと自信を持って名乗ることができるか」「自分の職業の魅力を人に説明できるか」「これからも仕事を続けていくために必要なことは何か」「今やりたいことは何か」でした。社会人になってからは自分とじっくり対話をすることが多かったです。

——着々とキャリアを積んでこられたのですね。

一つ目の会社では、社会人としての基礎をしっかりと固めさせていただき、良いスタートダッシュを切ることができました。規模の大きな会社で、仕事の進め方や調整について学べたことは大変良い経験でした。システムエンジニアとしての技術をより高めたいという気持ちが強くなり、転職を決めました。
二つ目の会社では現場のエンジニア業務と並行して課長として部下のマネジメントを経験しました。それまで自分の常識になかった「他の人の人生を背負って一緒に考える」ことは大変難しく、壁にぶつかる時もありましたが、コーチングの研修を受けたり、周りの先輩方から多くのことを教えていただいたりしながら、自分の中で「相手とどう向き合うか」を少しずつ形にしていくことができました。現場のリーダー業務も任せていただく中でフリーランスの働き方に憧れを持ち、自分の力でどこまでやっていけるのか挑戦をしてみたくなり、独立を決めました。

——フリーランスのお仕事はいかがですか?

独立して半年、まだ不慣れではありますが、順調に仕事を進めることができています。
多くの経験を積むことができたこの10年間は、長いようであっという間でしたが、仕事が大変な時も支えてくれる友人達がいたからこそ、頑張れたのだと思っています。

——今後の目標をお聞かせください。

フリーランスになったので、本職であるシステムエンジニアの仕事を安定させること。その上で、自分で新しいサービスを作ってみたいというのが目標ですね。せっかく自分で事業を起こせる立場になったので、フリーの仲間も誘って何か面白いことをやりたいなと思っています。あとは改めて趣味のピアノを本格的にやろうかなと思っていますね。
一つの仕事にとらわれずに、常にいくつか選択肢を持てるようにするのが直近の目標です。 
「2011年3月卒業生を祝う会」式典会場(成瀬記念講堂)前で
——学生時代に熱中したことはありますか?

授業はもちろん、友人と全力で遊ぶことに力を注いでいました。「大学生活を謳歌すること」に熱中していた、という感じかもしれません。学園祭実行委員会では2年生の時に副委員長をやらせていただき、委員全員で協力して学園祭を作り上げることができたのは本当に良い思い出です。大学の4年間は私の宝物で青春ですね。

——今だからこそ感じる大学生活の魅力はなんでしょう?

自分のやりたいこと、興味のあることに全力投球できることが最大の魅力だと思います。勉強も趣味も、やりたいことを自分で全て選択できる環境は、今考えると本当に貴重な時間でした。何より、自由に色々とやらせていただけたのは本当に楽しかったです!
日本女子大学の学生は、自発的に行動をする人が多い印象があります。学生の自発的な行動を支える環境を整えてくださっていた日本女子大学には、本当に感謝しています。多くのことを学生主体で任せてくださり、背中を押してくださいました。自由な環境で主体的に活動する大学時代の経験のおかげで、社会に出てからも積極的に立ち回ることができていると感じています。
式典会場(成瀬記念講堂)で当時の同級生とともに(中央が島村優花さん)
——在学生に伝えたいことはありますか?

ありきたりな言い方になってしまいますが、「よく学び、よく遊んで」ということを伝えたいです。社会人になると、自分のための時間が極端に少なくなってしまいます。24時間、自分のやりたいことに全力投球できるのは大学の4年間だけかもしれません。少しでも興味を持ったことにはとりあえず取り組んでみる、色々な場所へ行ってみる、たくさんの人と話して自分と違う考え方を吸収する、とにかく自分の世界を目一杯広げて、楽しんでほしいです。

——「2011年3月卒業生を祝う会」の挨拶の依頼がきたときは、どのようなことを感じましたか?

とても嬉しかったです!当時、家族や友人、先生方が、卒業式で私が答辞を読むことを大変楽しみにしてくださっていました。ゼミの恩師である山田先生も、「あの時、島村くんの答辞を楽しみにしていたんだよ」と何度も仰ってくださっていました。卒業式が中止になったことは私以上に周りの皆さまが残念に思ってくださっていたので、今回改めて機会をいただけたこと、また10年間気にかけてくださった大学の皆さまがいらっしゃったことも大変嬉しかったです。

——式での挨拶を終えられての感想をお聞かせください。

想像以上に多くの卒業生、先生方がご出席くださり、また配信でも多くの方がご参加くださっていて、皆さまの前で10年越しに答辞を述べさせていただくのは、とても嬉しかったです。同時に、篠原学長、今市理事長のお話を伺う中で120年の伝統の重みを感じ、背筋が伸びる思いでした。

改めて、この日本女子大学で学ぶことができてとても幸せだったなと感じることができました。素敵な機会をいただき、本当にありがとうございました。


この度はインタビューにお答えいただきありがとうございました。
フリーランスという新しい道を拓き邁進されている島村さんの今後のご活躍を楽しみにしています。
(聞き手:広報課)